週末起業で独立準備

技術コンサルブログ

第二の人生の準備に入ったのが2016年1月で、2017年7月末に会社を定年で退職するまでの1年半は、今考えてもとても充実した時間でした。

 

2016年のお正月は記念すべきお正月でした。3が日は未来に向けた妄想をして、3が日後の土日から行動を開始しました。

 

2016年1月から、Web制作の勉強を始めたり、会社でロボット作ったりしていたのですが、同時に個人事業主になるための準備も始めました。

英語の通信教育を立ち上げるという名目だったのですが、実は何でも良かったのだと思います。

なぜ英語教育かと言うと、あまり強い理由はなかったかもしれません。まずは出来ることで何かを始めようという想いが強かったと思います。


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藤井孝一さんの「週末起業」という本を読んでいたので、いずれは法人設立も視野に入れつつ、まずは、個人事業主として旗を挙げようと、これも深く考えたわけではなく、もうそうすべきだと決めていたように思います。

具体的な手続き方法は、Web等で調べて、2月19日には税務署に開業届けと青色申告承認申請書を出していました。

我ながらスピーディだったと思います。

 

 

2月に開業届けを出して、英語教育のためのテキストが完成したのが4月ころ、ホームページが出来上がったのが5月の連休明けという感じでした。

Web制作を勉強することで、アフィリエイトも始めました。

ページ作成を覚えたてで、作るのが単に面白かったので、半年で15個くらいのホームページを作ったように記憶しています。

アフィリエイトも、水素水サーバーが思いのほか売れて、半年で20万円以上の売上にはなったと思います。

ただし、英語教育の方はさっぱりで、結局一人も顧客が付きませんでした。

2016年の冬になるころには、英語教育は撤退しようと決めていたと思います。ただし、2016年という一年で、Web制作、Webを通してモノを売るということの難しさやそのためにしなければいけないことなど、たくさんのことを学べたと思っています。

最初の週末起業での事業は失敗に終わりましたが、あくまで副業であったので、金銭的なリスクもなく、確定申告でサラリーマン収入と個人事業主の収益を合算すると、所得税の還付金が思いのほかあって、返って金銭的にはプラスだったかもしれません。

2016年の秋から冬にかけて、先輩コンサルタントの誘いもあって、2017年夏の大手企業定年時に技術コンサルタントとして独立しようと決心します。

2017年が明けてから、5月には会社を設立し、8月から名実ともに独立を果たすのですが、この間の活動内容については別途お話しします。

個人事業主から法人を立ち上げるときに、”法人なり”と言って、個人事業主からアップグレードするケースもありますが、私の場合は、もともと英語通信教育をやろうと思っていて、法人としてはコンサルティング業だったため、法人なりにしないで、別途、法人を立ち上げました。

で、今も個人事業主としての届けは有効で、節税のために維持しています。

 

個人事業主とか、知らないときはハードル高く感じてたけど、やってみたら意外と何でもなかった。でも、税理士さんがいたのは、とても心強かったかな。

 

私の場合、サラリーマン時代に個人事業主で副業、その後、法人を立ち上げるという手順を踏んだのですが、実は、自分でもその辺の手順は勉強しましたが、女房の友人の税理士さんに随分と助けてもらいました。

本やWebからも色々と情報は集まりますが、情報の内容が情報源によって微妙に違っていたり、細かなところで不十分なこともあって、やはり現職の税理士さんがいた方が、確実です。

お近くに頼れる人がいないなら、下記のように税理士探しを手伝ってくれるところもあります。まずは無料で相談してみると良いと思います。



個人事業主として届けを出すときに、同時に青色申告者としての届けも出しました。白色申告と青色申告というのがあり、詳しくは専門の方の情報(Webなど)に委ねますが、簡単に言うと青色申告の方が税金や会計処理上で有利になります。

ただし、条件として複式簿記で決算をする、ということがあります。

なので、ということではないのですが、多少なりとも起業や個人事業を考えている人は、経理、会計についても勉強しておく必要があると思います。

税理士さんは、色々と助けてはくれますが、自分では何も知らないということでは、起業も個人事業もおぼつかないと思います。

私自身は、この独立準備をする前から、会計については勉強してきたと思います。2009年から2011年の間に中小企業の雇われ社長をやった経験があるので、そのためにも会計とか会社法などの本は読んだりしていたし、セミナーや通信教育などもやってましたね。

一冊だけお勧めの本をご紹介します。

 


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大津広一さんの「会計力と戦略思考力」という本で、ある程度、財務諸表が何かという基礎知識があった上で、財務諸表を経営にどう生かすかということをわかりやすく教えてくれます。

税金の問題、節税についても、今後別の記事で紹介することにします。

 

起業にまつわるお金のこと
起業を考えるうえで、お金の話は避けて通れません。資本金はいくら必要か、初期費用や運転資金の考え方、社長の給与をどうやって決めるか、会社の損益はどう考えるのがいいのかなどを解説します。

 

 

 

プロフィール
賀門 康至

生まれ : 1957年7月
出身/住居 : 東京都出身 横浜市在住
大学の専攻 : 工学部電気工学科
家族 : 妻と娘1人
趣味 : ゴルフ、ホームページ作成
現職 : 製品開発コンサルタント

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