英語脳を鍛える方法3つのステップ

英語学習

英語学習で何度も挫折してきたけど、今度こそと思うあなたに

 

  • スクールにも通ってみた
  • 聞き流す教材もずっと聞いている
  • ずいぶんと英語への投資が膨れ上がっている

少しは前進してるけど、もっと大きな達成感を得たい。

 

間違った学習法、自分に合ってないやり方になっていませんか?

英語と日本語は、文法や言語の構造が違うだけでなく、言語を使うための思考法や脳の使い方が違うのです。

 

英語が全然だめだった私が、外資系企業で英語と格闘して英語をモノにした経験から、英語脳を鍛えることで英語が使えるようになる画期的な方法をお伝えします。

 

英語脳を鍛える方法3つのステップ

英語に限ったことではありませんが、会話をするときの耳、脳、口という連携について考えてみると、下図のようなメカニズムが考えられます。

 

 

耳で相手の言葉を聞き取りながら、時には聞き損じを補完しながら頭の中で文章を組み立てて、相手の意思を理解します。

つまり、相手を理解するには文章として認識する必要があるのです。

ヒアリングが弱い日本人がまずはヒアリングを鍛えようとしますが、単語レベルの識別はできるようになって、だから何か半分くらい聞けたように思うのですが、最後に文章が完全には作れないので、相手の意思を理解できないのです。

自分で作れない文章は、聞き取れないということです。

これが英語学習の間違いの始まりなのです。

 

次に、相手に伝えたいことを文章にしながら口に出して発信します。

一旦、日本語にしてそれを英語に直して、、、なんていう時間はありません。

英語の構文で思考できない限り、会話のスピードについていけないのです。

簡単な短い文章であれば、丸暗記して意味も完全に理解しているので、咄嗟のときでも口から出てきます。

でも、新しい文章を考えようとすると、とたんに無口になってしまいます。

 

この2つのことから、

英語の作文力を身に着けることと、英語で考える力をつけること、そして脳と口をつなげることが英語を使えるようにするためには必要で、これを英語脳を鍛えるという方法に展開していきます。

以下の3つのステップを繰り返すことで、短期間に英語脳を作ることが出来ると考えています。

  1. 英作文を数多くこなし、考え事のときに頭で英文を作る練習をする
  2. 目と脳、脳と口のトレーニングを繰り返す
  3. ヒアリング練習は、ディクテーション(書き取り)まで行う

これらのトレーニングはやればやるだけ効果が出ます。

少しやっただけで、少しずつ成果を感じることもできます。

1.英作文を数多くこなし、考え事のときに頭で英文を作る練習をする

日本人の英語学習には、ヒアリングよりも英作文が大事だと私は思っています。

英語の表現力は、単に文法通りに文章を作るだけではすべてをカバーできません。

表現力のノウハウを身に着けるには、文章をたくさん書くことと、人の文章をたくさん読んで、人からワザを盗むことが重要です。

直接の会話でこういう学習が出来ない日本人は、英語e-mailを活用すると効果が上がります。

できればネイティブレベルの人と、毎日、英語でやりとりできれば一番いいのですが、そういう環境のない人は、英文添削サービスというのがあります。

アイディというサービスは、私も使ったことがありますが、こちらが英文メールを送ると英語で間違い箇所の添削や、こんな表現方法もあるというアドバイスで返してくれます。

 

オンライン英語添削[アイディー]の詳細はこちら

 

英語メールにあまり慣れていない方は、一度、使ってみるといいです。

 

英語メールは基本は話し言葉なので、会話とほぼ同じ表現が使われます。会話のスピードについていけない日本人が最も効果的に生の英語を学ぶ題材になります。私自身も英語メールによって、英語の上達のスピードが上がったと思ってます。

 

メールの書き方の基本が出来たら、例えばLinkedInnというSNSがあるのですが、こちらは転職とかキャリアアップを意識したSNSで、海外の人との交流が比較的簡単に出来ます。

英語で、怪しいメールなども来ますが、英語メールの練習には非常に都合が良いと思います。

 

LinkedInnからの怪しいメールの体験談「ちょっと危ない生きた英語学習」参照

 

英作文の練習を繰り返していくと、英語独特の表現方法、そのときに使う構文などを覚えることが出来ます。

覚えた構文や表現方法を使って、通勤途中とか一人で考え事をするときに英文を考える癖をつけましょう。

これは地味ですが、すごく役立ちます。

 

例えば、
 As far as I know, ….  私が知る限り...
 ……. so that A can ….   Aが…できるように、…
 This is something I wanted to…  これが私が…したかったことだ
のような、自分で面白いと思った構文を、自分の普段の思考に組み込んでいくと、結構楽しんで英語が上達します。

 

2.目と脳、脳と口のトレーニングを繰り返す

脳と口をつなげることは、頭で浮かんだことを口に出す、あるいは口に出しながら次のことを考える、という日本人が日本語を話しているときに普通にやっていることを英語でやるための訓練です。

さらに、目に入ったものを頭に残すことも、会話のトレーニングではありませんが、英語脳を鍛える方法としては強化しておきたい能力です。

このトレーニング方法を取り入れた教材があります。

たった30日で英語脳を育成し友達に差をつける最新英語上達法

言語学の博士が開発した方法で、まさに英語脳を鍛えるための教材です。

8日間無料お試しやマンツーマンのオンライン・トレーニングの特典などもあって、値段も初級編が19,500円(税抜き)、かなりリーズナブルではないかと思います。

 

教材を使わずに、ご自身でやる場合も、ヒアリングの題材は必要ですね。

これまでに購入したものがあれば、

  1. テキストを見ずに聴く
  2. テキストを見ながら聴く
  3. テキストを見ながら話す
  4. テキストを見ずに話す

を繰り返しやってみてください。

このとき、題材の難易度をうまく調整してやってみてください。

 

短い文章から始めて、徐々に長い文章にしていくのが効果的です。話者も色々と変えてみる(男性、女性など)ことも大切です。

 

3.ヒアリング練習は、ディクテーション(書き取り)まで行う

ある程度、英作文力がついてきたら、ここでもう一度ヒアリングのトレーニングをやっていきましょう。

英作文力がない状態でやるのと、大きな差があることを実感できるはずです。

聞き流すだけで上達するのは、本当にまったく英語が出来ない人が、短い簡単な英文を記憶することで、英語が口から出るようになるだけです。

記憶できない英語を聞き取るようになるには、しっかりと文章として認識する訓練が必要です。

ステップ1で頭の中で英文を作る癖をつけたなら、今度はヒアリングした文章を頭の中でしっかりと作ってみましょう。

不完全な英文だったり、聞き逃した部分があれば何度か繰り返して聞きながら、文章が完成出来るまでヒアリングを続けるようにしてみてください。

 

日本人の「半分くらいわかった。」という怪しいフレーズを自分自身で戒めて、わかったふりをしない癖をつけましょう。

 

まとめ

いかがですか?

そんなに難しいことではないし、これまでやってきたことも活用できます。

ただし、重点にしたいことは英語で文章を作る力を強化することと、目と脳、脳と口をつなげることです。

一番時間がかかるのが、英作文のトレーニングです。

ネイティブレベルのお友達が出来ると非常に楽ですが、外部サービスやSNSなどの活用も考えてみてください。

だいぶ前に、英作文の文例とか添削事例などを書いた「これを英語で書けますか?」というブログも活用できるかもしれません。

一度覗いてみてください。

 

 

プロフィール
賀門 康至

生まれ : 1957年7月
出身/住居 : 東京都出身 横浜市在住
大学の専攻 : 工学部電気工学科
家族 : 妻と娘1人
趣味 : ゴルフ、ホームページ作成
現職 : 製品開発コンサルタント

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